30歳がくる!

息詰まったら書く

憂鬱は増す

もうすぐ27歳になってしまう。


27歳なんて、誰に言わせても大人の女性だ。それなのに、さっきもお母さんから「次はいつ帰って来るの?」と言われて「しらん」とか答えた。思春期長すぎかよ。


カラコンもまだ辞められてないし、マジョマジョのアイシャドウ使ってる。でもたしかに痩せにくくなったり、シミなのかソバカスなのかわからないものが出てきたし、ほうれい線とか、目尻のシワとか、くすみとか、吹き出物の跡が半年消えないとか。着実に細胞は死んでいってる。


バーや飲み屋で年齢を聞かれたらちょっとサバを読もうかな?と思うことが増えた。若く思われたいわけじゃなくて、反応に困る相手を見て傷つくのが怖いから。


27歳です」「そうなんだ(若くはない)(おばさんでもない)(なんて返そう)」沈黙に耐えられなくて「何その間~!」と言ってみたり、「いま、順当だなって思ったでしょ!」と先手を打ってみたり、どうでもいい相手なら「いくつに見える?」と聞いて、言われた年齢を受け入れる。もう何歳でもいい。28でも32でも45でも、見えるように扱ってくれ。


そう思えば、23歳くらいの時は年齢を答える声がでかかった気がする。「23歳です!」って感じで叫んでた。個人的には27歳って響きはちょっと艶っぽくてそんなに悪くないと思うけど、芸能界じゃ「遅咲き」と言われるし、アイドルじゃ引退する歳だし、なんかちょっと腐りかけみたいだ。腐りかけが一番美味しいんだぞーっていうやつのこともだいたい嫌い。