見栄を大人になってから捨てるということ
最近、泣きながら自分がカッコつけていたことを謝った。
自分の見栄とか強がりをさらけ出すことなんてほとんどなかった。
それは、そんなことしなくても色んな選択肢を選ぶふりをして逃げることができるから。
キャリアアップという言葉を使えば、できなかった仕事からも逃げられるし
貴方とじゃ成長できないといえば、理解してあげられない恋人からも逃げられるし
そうやって逃げることが許されるので大人は楽だ。
それなのに、私は20を過ぎてから初めて自分の見栄とか強がりと向き合った。
そしたらスッと、これまで「できる奴」だと思われなきゃいけないと張りつめていた気が緩んだ。
恥ずかしかったし、情けなかった。
でも、泣いて自分の恥を認めることで心が軽くなった。