30歳がくる!

息詰まったら書く

2016年の目標

2015年は嫌なことがたくさんあった分、本当に大切なことが見えた年でもありました。

2016年の目標をここに書いてしまいます。書いてしまったということはやるしかないわけです。やります。

もし、私のリアルな知り合いで、「おいお前やってねーじゃん」と思う方がいたら報告してください。

ではいきます。

1.缶コーヒーなどの市販の飲み物にお金を使わない

特に冬の時期はカイロ代わりに缶コーヒーを買いがちなのですが、これが結構な出費になるのでやめます。最近スタバのタンブラーを買ったので、それにルイボスティーか白湯を入れて持ち歩きます。

2.毎日テレビをちゃんと観るか、週に一度は何かしらのイベントに参加する

テレビを観なければいけない仕事なのに、テレビを捨てるという暴挙に出た去年。テレビを観ることは本当に苦痛になりつつありますが、ちゃんと面白いとか面白くないとかを考えて観るようにしたいと思います。あとはなんか早く帰れる日はイベントに参加する。

3.人の悪口を言わない

これは何年も思い続けて全然できない。最悪、悪口を言ってしまったら3倍褒める。

4.スキンケアを怠らない

もう25になるので、ほんと怖いので、化粧を落として保湿するという当たり前のことをしたいです。

5.少しのことで激しく落ち込まない

これはどうしたらいいのかまだわかりません。お酒に逃げない。

6.毎日決まった食事をする

朝から焼きそばとか食べない。
朝はヨーグルトとパンとコーヒー。

7.「嬉しい」「素敵ですね」をちゃんと言う

言え!

8.明日を捨てない

きちんと帰り、寝て次の日に備える

9.収支の管理をする

赤字の月はつくらない

10.友人や家族を大切にする

どうしたらいいのかわからないけど、大切にしていきたい


以上

バカなフリして聞いてこい

「バカなフリして聞いてこい」という言葉は社会に出てから覚えた。

知っていて当たり前のことや聞きづらい物事について確認したい時、主に上司が部下に対して「おい、お前バカなフリして聞いてこい」というふうに使う。

社会において、「バカだから」というステータスは意外と武器になるのだと思うきっかけだった。むしろ、若手のうちはバカなふるまいができたほうが重宝される気がする。

少しのミスも「あいつは仕方ない」と目をつむってもらえたり、愛らしいマスコットのように、上司や会社のペットのように扱ってもらえる。

私はバカなフリができる人がずっとうらやましかった。
会社で、単純なミスを「うっかりしてました」と茶目っ気たっぷりに言える人がうらやましかった。

ほとんどのことは教わらなくともなんとなくできてしまうわりに、本当は人と話すことも、何かを計画することも人並かそれ以下だと、二十歳を超えてから気付いた。

けれど、今更。と、自尊心から弱みを見せることもできず、「一から教えてください」が言えない。

しれっとやってのけているようで、いつも緊張とプレッシャーに苦しんでいた。やがてメッキが剥がれ出すと周りは驚きと落胆の色を隠さず、バカでもない、「本当にできないやつ」の烙印を押した。

怒られ慣れていないので、当たり前のことを注意されるだけで頭がカーッとなる。ずっと、周りの目が気になって仕方ない。

本当は誰も気にしてないかもしれない。
でも私にとっては「本物のバカ」と心の中で嘲笑われているようで、一日そのことが頭から離れない。

「バカなフリして」ができないまま四半世紀生きて、自尊心だけが高い、使い物にならない本当のバカができてしまったと感じた。


こういう人は他にもいると思う。
はじめから、何もできないほうが幸せだった。


奥田民生になりたいボーイ/出会う男全て狂わせるガール

いまさらですが、知人に借りて最後まで読んだので感想を書こうと思います。

前作の「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」は、こんな女に恨みでもあるのか?と思うにとどまったけど、今作は渋谷直角さんのもっと深い心の内を投影しているような気がします。

以下ネタバレ



物語の主人公・コーロキは35にしてまだ自己プロデュースができずに、いまひとつイケてないでいる。でも”奥田民生”という自分のルーツには絶対の自信があり、「民生みたいになる!」それだけが彼の人生の指標となっていた。

一方、物語のもう一人の主人公であるあかりはコーロキの趣味や生き方をハッキリ否定する。コーロキは自分があかりと上手くいかないのは「奥田民生になりきれてないからだ」と自責するけど、この辺りから妄信的に奥田民生を崇拝するコーロキと、いまのコーロキに必要な素養の乖離がでてきて、「ちげーよ!民生はそんなに万能じゃねーよ!」とツッコミながら読み進める。「ライブとか服が臭くなるからキライ」とまで言うあかりに奥田民生最強説は通用するはずがない。けれどコーロキはそれを受け入れない。

物語は衝撃的な展開(ある種ホラー)で幕を閉じ、コーロキは数年後別人のように生まれ変わる。
あの時手にしたかったものを全て手に入れるが、奥田民生にはなれなかったと言う。はたから見たら「民生っぽい人」にはなれているのかもしれないが、取り繕ってそれっぽく見せているだけだと。でもそうするしかやり方がなかったと。

奥田民生みたいになるんだ!」

かつての自分のまっすぐな気持ちに押しつぶされそうになりながら、それでもコーロキは東京で生きていく・・・・


いや、なんなんだこの急な現実!!!
物語の終盤で出主人公が渋谷さんを批判的に評するというメタ表現、ここで言われてることは渋谷さんがずっと現実世界で言われ続けてきたことなんだろうなと思った。主人公が編集として携わる「マレ」というライフスタイル雑誌も、たぶんアレとかアレとかアレのことだろうな・・・と。

渋谷さんはサブカル界隈で長年仕事しているけど、「ボサノヴァ〜」でその地位を確立するまで、自分の立ち位置が定まらない期間がすごく長かったように思います。
サブカルという小さいようで大きなジャンルの中の住み分け論争のなかではじかれてははじかれての屈折の日々があったんだろうなと。そんななかで、うまく自己プロデュースして自分の居場所をつくっていく者たちをたくさん見てきた。「きたねぇなアイツ、中身なんてカラッポのくせに・・・あんな風に成功するのは嫌だ・・・」などと思ったりしたのでは。

主人公・コーロキが最後はそうなったように、結局生きていくためにはそういう器用な人達に習って自分の夢や希望を殺さなきゃいけない日がくる。
ひょっとして、憧れ続けた民生も、そうだったんじゃないか?飄々とやってるなんて偶像で、水面下ではもがいてもがいて・・・飄々と見せていただけなんじゃないか?
奥田民生なんてどこにもいなかった」
それをコーロキは知ってしまった。そして青春は終わるのだ・・・

ああ、この世のなかってなんて残酷なんだろう。

本の帯に「身につまされ、面白いと口にするものだけが、これを面白いと感じる」と山内マリコのコメントが載っていた。
その通りだと思った。

身につまされてるうちはまだ私も青春の最後の残りカスのなかにいるんだろう。






低血糖症についての覚え書き

病気をしてから大好きなお酒を控えないといけなくなり、コーヒーをよく飲むようになりました。
近所にシングルオリジンにこだわった素敵なコーヒースタンドがあるというのも手伝って、気になった豆を買って家で挽いて飲んだりしています。

不眠症ぎみなので毎朝あたりが暗いうちに目がさめるのですが、することもないので豆を挽いています。朝の4時に豆を挽いている女、世田谷区で私だけでは・・・


話は変わり、私は血糖値と血圧が低いのと血が薄すぎて献血を断られるという檄不巡体(げきふじゅんたい)なのだけれど、
最近になってその体質に拍車がかかっています。

それでまあ、朝一でコーヒーを飲むと手が震えたり冷や汗が出たり頭が真っ白になるのでなんだろう〜と思って調べたら「急性低血糖症」の症状でした。

カフェインは空腹時に飲むと血糖値を下げる作用があるらしく、元から血糖値が低い私はコーヒーのせいで急性低血糖になってしまったわけです。
しかも急性低血糖症は最悪の場合昏睡状態になって死ぬらしい。怖すぎ。

空腹時のコーヒーは控えようと心に決めました。

が、それをすっかり忘れ、今日はブラックコーヒーを4杯飲んだのに固形物を食べなかったんですね。

そしたらもう過去最悪の低血糖になり、二日酔いのような吐き気と車酔いの脳がぐらつく感じが同時に来て、手足がガタガタ震えだしたんですよ。え、何よー?と思って顔見たら真っ白で。そこで初めて「しまったー!!」と思いました。

乗ったばかりのバスから飛び降りて、自販機でアクエリアスを購入。バスから飛び降りてガタガタ震えながらアクエリアス買う姿見た人、アクエリアスって中毒性あるのかなと思っただろうな。でもそれどころじゃないので500mm一気飲み。数分したら震えがおさまって一命をとりとめました。あと数分したら気絶していたと思う・・・
なんとか歩けるようになったのでコンビニへ向かっておにぎりを購入。

おにぎりを食べたら頭がまわるようになったので、改めて急性低血糖について調べると、震えや冷や汗が出始めるのは症状としてかなり末期で、それ以上下がると昏睡状態になるらしい。ゾーー!!!!


低血糖症を予防するには普段から規則正しい生活と食事をするほかないらしいです。
朝4時に起きてるんだけどなぁ・・・

サードウェーブ系男子は最高の結婚相手

サードウェーブ系ってなに?という方はまずこれを読んでください。

http://matome.naver.jp/m/odai/2142924699261661901


サードウェーブ系男子はサードウェーブコーヒーから派生した造語で、簡単に言うと「スタバにいそうな男子」のさらに上にいるおしゃれな人達のことです。

「スタバに居そう」はもはや褒め言葉でもなんでもなく、むしろ意識高い系をバカにしたい人が使うことが多いですよね。

でも「スタバとか行っちゃうんでしょ?(笑)」というイジリは自分の中のオシャレがスタバで止まっているということを露呈する上にまだスタバも素直に使えない自意識が高いだけのクソだと言っているようなもので最低です。今すぐ使うのをやめましょう。

サードウェーブ系男子は「スタバ(笑)」とか言う人達とまるで違う世界に住んでおり、かといってスタバの店員さんがカップに書いた心のこもってないメッセージをありがたがってSNSに投稿する人達とも違います。

サードウェーブ系男子はベローチェのようにスタバを使います。

そこに一切の恥じらいも、謎の誇らしさもなく、心に何の波も立てず、トールのソイラテを飲みます。

彼らは「スタバはオシャレだな〜」から卒業し、「スタバのコーヒーとか不味いわ〜」も卒業し、自意識から解放されているのでとても晴れ晴れとしています。

音楽も一通り一周しているので、ジャニーズもAKBも批判しません。むしろ「今井美樹の最新アルバムは音楽性が高まってる」などとよくわからないこじらせ方をしていて、つかみどころがありません。


ただサードウェーブ系男子はお金がないとできません。
でかいパキラとルクルーゼの鍋を買わないといけないので。

とりあえず一度はDJと登山とボルダリングを経験してないといけないので時間もないといけません。

社畜にサードウェーブは無理です。彼らはすぐに独立国家を立ち上げたり、「減速して生きる」を読むので社畜という過ごし方を選びません。

もうおわかりでしょうか、
サードウェーブ系男子は自意識も超越していてお金もあって自由もある最高の結婚相手なのです。

サードウェーブ系のことを量産型と言う人も居ますがサードウェーブを量産型という人の方が量産型なので無視します。

サードウェーブ系のことをバカにできるのはライフスタイル誌の編集部を長年務めた挙句本当にいいもの(刀職人の作った爪切りとか)を集めるようになってしまった人生をセミリタイアしている人です。

書いててなにが言いたいかわからなくなってきたけど、とりあえずサードウェーブ系男子は最近概念化されて可視化したので多くいるように感じるだけで本当はそんなにいません。


だから見つけたら教えて下さい。

図書館での出会いなんてロクなもんじゃない説

引越しを機に、それまで全く利用していなかった図書館に通うようになった。
週末は大好きなコーヒースタンドで日替わりの豆を選んで飲み、それから図書館に向かう、というのがルーティーンになっている。

平均して5〜6冊を借り、その日に一気に読んでしまうこともあれば、借りたはいいものの興味を失い読まずに返すこともある。

ともあれ、週に一度は図書館に通うようになるとあることに気づく。図書館利用してる人は経済的に頼りない(ものすごく濁した言い方)人が多い。
行き場のない老人(偏見)の溜まり場になっていたり、ファミレスのドリンクバー代も払えない中学生(偏見)が受験勉強してたり、子供に絵本を与えて「食べてはいけない!」を読んでいる頭の悪そうな主婦(偏見)、残りは素性がよくわからない人達しかいない。

市民の縮図といえばそうなんだけど、おしゃれ腐った街にある図書館なのにおしゃれ腐った人達は居ない。上下パーカーでぶつぶつ呟いてる色黒のお兄ちゃんなら居る。
図書館といえば黒髪眼鏡男子じゃないの?なんで色黒、老眼鏡、男子(青少年的な意味で)しかいないの?

図書館で同じ本を手に取ろうとして「あっ」とか、いつも同じ本を借りてる人が実は憧れの○○君!?みたいなことって、学校の図書館でもないとありえないのかな。

図書館に通う「よくわからない人達」の中に、たまにイケメンが混ざっていることがあるけど、持ち物をよく観察すると大抵学生。そもそもイケてる社会人は図書館なんて利用しない説が浮上。

本が売れないのは図書館のせいという意見に対し、「図書館に居る人はそもそも本を買わない」と某有識者から反論があった。図書館に居るような人は本にお金を払う習慣がないって言い方、すごく濁してるけど「図書館は貧乏人が利用している」ということですよね?

図書館ヘビーユーザーとしてこの有識者の意見にはある程度賛成だけど、図書館にも行くけどめっちゃ本を買うやつも居るよと言いたい。

ただ「図書館にも行くけどめっちゃ本を買う人」かつ「イケメン」は居ない!!

A=図書館を利用する人
B=イケメン
C=社会的地位が高い

A⊃B
A⊃C

B∩C=0


∴図書館にろくな出会いはない。



本が好きなイケメンを探したかったら大人しく神保町で働いてるサラリーマンに声をかけたほうが効率いいと思います。


現場からは以上です。

星野源

星野源
星野源桃源郷であり、もはや概念。

Aスタジオに出ている星野源を見ていて、「う、動いてる!ひ〜!」となってしまった。

この間のオールスター感謝祭ぐらいから星野源が好きすぎてどうしようもなくなってしまい、静止画の星野源しか受け付けなくなっている。

げんたん。星野源のことはそう呼んでいる。PCのデスクトップもげんたん、iPhoneのロック画面もげんたん。
でも動いている姿はまさに星野源という生き物で、34歳なりの肌をしてて髭も伸びるしつむじも存在する。愛おしすぎ。もうこっちは現在進行形の星野源まで追いかけてく体力ないよ…。

舞台やってる俳優独特のギャグ線(like a 大泉洋)がたまに鼻に付く感じも含めて愛おしい。
無駄に長いツッコミとか。上手いこと言おうとする感じとか。お前それクラスでやると会話のリズム崩してウザがられるやつだぞーって。はぁ。

げんたんが病で倒れた時に「誰に頼るのも重いかなと思って一切の連絡を絶った」という話をしていて、この人のこと本当に大好きだと思った。
おこがましすぎるけど、やっぱり私と同じ何かを持っているんだと思わせてくる。天と地ほどの差があるのに、げんたんはやっぱりこっち側ダァ〜と思わせてくる。
でも絶対星野源には抱いてもらえない。なんなんだ星野源