堀北真希は魅力的な女性なのか
祝 引退。
結婚した時に書いた記事をまた載せてみる。
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堀北真希と山本耕史の結婚は、その組み合わせの意外性とか、交際期間の短さとかで人々を驚かせた。
顔やスタイルは間違いなく美しい。
でも堀北真希は共演していた舞台中は山本耕史の熱いアプローチを無視し続けたにもかかわらず、公演が終わったあとに自ら電話をかけ、交際期間のないまま突然のプロポーズを受けてしまう。そんな女性である。芯があるのかないのかよくわからない。
堀北真希はそのストイックさを度々メディアでも報じられてきた。
趣味は筋トレだという。
また、自分のベッドに友人が不意に腰掛けられると無意識のうちに投げ飛ばしてしまうほどの、潔癖。
自分のテリトリーのなかで、他人を排除して自分を磨き続けるような人間だ。
これまで問題行動やゴシップもなく、清純派としての自分を守り通してきた。
そんな彼女の親友は黒木メイサだという。
ますます本当の彼女が見えてこない。
そもそも、芸能界に入ったのも熱心なスカウトによるもので彼女の意志
ではない。
だからかもしれないが、彼女からは、タレントがまとう独特の嫌な自己主張を感じない。自然と周りを惹きつけるので、主張は必要なかったのかもしれない。
立つはずではなかったスポットライトの下で、彼女なりに仕事として女優を受け入れ、使命を果たしてきたという感じだ。
堀北真希にとって、結婚とはなんだったのだろう。
もっと慎重に相手を選ぶなら、他にベストな相手がいたはずだ。それなのに、これまで数々の女性と浮名を流した、安定した職についていない、中年のおじさんと結婚してしまった。
彼女は舞台中はアプローチを無視した。なぜですか?と聞いたら「仕事中に恋愛とか、考えられなくないですか?」と返されるだろう。
仕事が終わり、ただの女に戻った時に、ふと結婚したいと思い、そこに山本耕史がいた。
「前から結婚したいと思ってて。そしたら、プロポーズしてくれたので」なんて言いそうだ。
それでも彼女は自宅ではちゃんと妻をし、子を授かれば母をして、仕事の時は女優をするだろう。
「芯の強い女性が好き」
という男は、見た目は甘いのがお好きと言っているようなものである。
私は違うと思う。逆だ。
堀北真希は芯がない。
悪い意味じゃなく、あの綺麗な皮のなかはさらさらの水のように流動的で無色透明だ。
色に染まりやすいが、
一箇所に留まり続けない小川のような中身だと思う。
要はつかみどころのない女のことを「芯のある女性」と言うのかもしれない。
もっとも、多くの男性にとってそれは「気が強いネーチャン」の意で。
まあ山本耕史がプロポーズに至るまでに彼女の内面についてそこまで考えたのかは、当然、知らない。
そして私はこの理論に責任を持たないし、勝手なイメージだけで書いている。
最初の疑問に戻る。
堀北真希は魅力的なのだろうか?
もちろん答えはイエスだ。